こちらやこちら、はたまたこちらの慧音スペルカード名考察が面白いです〜。
これらを読んで、自分も３０分くらい絵を描きながら考えた（早い話が適当）
３ボススペルカード名（以下「符名」）考察、というより最早妄想。
まずは「ファーストピラミッド」、Sinonさんの調べ(4/21)によるとこれは初代天皇、神武天皇の墓のことではないか、とのこと。
以後の天皇にかかわる符名からこれであっているかと思います。
では何故最初に「墓」なのか。
これの次の符名に注目してみると始符「エフェメラリティ137」とあります。
氷室さんの考察(4/19)に『神武天皇は享年１３７歳であった』という話があります。先の「墓」という符号からここで「死」が結びつくかと思います。
ここでまた一つの謎、「死」が”始”符であり、始まりであるということ。
その次の「クライシス」系列、Raviさんの調べ(0000-00-01)より、これらは「天皇制」に改革を与えてきた天皇（または団体）の名前のようです。
また残りの符名には「三種の神器」「幻想天皇」「高天原」があります。
その中でも特にラストスペルの「高天原」は”未来”に据えられています。
これらのキーワードから結びつくのは言うまでもなく日本の神話、天地創造にまつわる物語、「古事記」です。
この本には端的にまとめると「高天原にいた神様が三種の神器を携え地上に降り、天地創造を成した。その子孫が神武天皇であり、日本の最初の天皇である」といった内容の伝説が書かれています（厳密には色々違いますが）
つまり古事記によれば「高天原」は原初、そして「三種の神器」を携え神々が降り立ち、「天皇」が生まれ「死」に、「墓」が残る。スペルカードではその順番を逆をたどっています。蝶謎。
しかし実際我々には史実を逆にする手段を持っています。
それは「思い返す」こと。また「思い巡らせる」ことでも良いかもしれません。
そしてカラフルピュアガール掲載「東方香霖堂」、第２話に『幻想郷には幻想の生き物が住む』とあります。
ここで妄想炸裂。
「ファーストピラミッド」は現実に存在する物です。幻想郷の外にいる我々が実際に見ることの出来る物です。そして、我々は「思い巡る」ことが出来ます。
つまり、こう。
神武天皇ゆかりの「墓」を訪れ、我々は神武天皇の「死」を想起する。そこを”始め”として天皇の歴史「クライシス」を思い返し、ついには「三種の神器」の登場する神話に思い至る。しかし、”古事記”はただの物語であり、「幻想」である。（ラストスペルが発動しないとここで”終わり”）
だが、忘れることなかれ、幻想郷には幻想が住まう。我々が思いめぐらせる限りいつか”未来”には「高天原」が幻想郷に現れるかもしれない…。
舞台は幻想郷と人間と歴史の集う所。
こんな妄想があってもおかしくはないでしょう（笑
「思い巡らせる」中では”１３７”歳すら”エフェメラリティ”（短命・儚い）ですし、中々合致するかと。
まぁ、慧音は歴史を操れる能力があるらしいので単純に「史実を逆にした」でも良いかもしれませんが。
あと関係ないですが、「三種の神器」の”玉”と”剣”は逆じゃないんだろうか…。
どう見てもEasyのほうが”玉”、Normalの方が”剣”に見えるのですが。
想像力が足らんのじゃろか…（−−；
